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2026.11.06

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会費制結婚パーティーとは?相場・自己負担と失敗しない準備のコツ【BARN Journal Vol.72】

会費制の結婚パーティーを考え始めると、「会費はいくらにすればいい?」「ご祝儀制と比べて自己負担はどうなる?」「ゲストに失礼にならない?」など、気になることが次々に出てきます。

会費制は、ゲストが決められた会費を支払って参加するスタイルで、ゲストの負担を抑えながら、アットホームなパーティーにしやすいのが特徴です。一方で、ご祝儀制より新郎新婦の自己負担が増えやすい、年配のゲストになじみが薄いなど、事前に知っておきたい注意点もあります。

この記事では、会費制結婚パーティーの特徴やご祝儀制との違い、会費の相場と自己負担の考え方、準備の流れや失敗しないための注意点、マナーまでをまとめて解説します。

会費制結婚パーティーとは?ご祝儀制との違い

会費制結婚パーティーは、ゲストからご祝儀の代わりに一定の会費をいただいて開くウエディングパーティーです。まずは基本的な特徴と、ご祝儀制の結婚式との違いを確認しましょう。

会費制結婚パーティーの特徴

会費制では、新郎新婦があらかじめ会費の金額を決め、招待状で案内します。ゲストは当日の受付で会費を支払うか、事前に決済するため、「ご祝儀はいくら包めばいいのか」と悩まずに済みます。ご祝儀袋や新札を用意する必要もありません。

会場はレストランやカフェ、ゲストハウスなどが選ばれることが多く、料理も立食ビュッフェから着席のコース料理まで、ゲストの顔ぶれに合わせて選べます。友人や同僚を中心に、カジュアルな雰囲気で楽しみたいカップルに選ばれているスタイルです。

なお、北海道では会費制の結婚式が一般的で、新郎新婦の友人などが「発起人」として運営を担う独自の文化があります。

ご祝儀制との主な違い

ご祝儀制と会費制では、ゲストの負担や新郎新婦の費用、会の雰囲気などに違いがあります。

項目

ご祝儀制

会費制

ゲストが用意するもの

ご祝儀(友人なら3万円程度が一般的)

新郎新婦が決めた会費

新郎新婦の収入

ご祝儀の総額(関係性によって変わる)

会費×人数(事前に予測しやすい)

引き出物

用意するのが一般的

プチギフト程度にすることが多い

服装

フォーマルが基本

平服やセミフォーマルが多い

雰囲気

儀式的・フォーマルになりやすい

カジュアル・アットホームになりやすい

1.5次会との違い

1.5次会は、披露宴(1次会)と二次会の中間にあたるカジュアルなパーティーを指す言葉で、会費制で行われることが多いスタイルです。つまり、1.5次会は会費制結婚パーティーの一つの形といえます。

1.5次会は、海外挙式や家族だけの挙式を済ませた後のお披露目として開かれることが多く、二次会より料理や演出を充実させる傾向があります。

会費制結婚パーティーのメリット・デメリット

会費制には、ゲストにとっても新郎新婦にとってもメリットがある一方で、費用面などで注意したい点もあります。両方を把握したうえで、ふたりに合うかどうかを判断しましょう。

会費制のメリット

会費制の主なメリットは次のとおりです。

  • ゲストのお祝いの負担が軽く、招待しやすい
  • 収入が「会費×人数」で予測でき、予算を立てやすい
  • 引き出物などを簡略化でき、準備の項目を絞れる
  • 形式にとらわれず、ゲストとの距離が近いパーティーにしやすい

特に、何度も結婚式に招待されている友人や、若い世代のゲストが多い場合は、参加のハードルが下がるため、より多くの人にお祝いしてもらいやすくなります。

会費制のデメリット

会費制で特に知っておきたいのは、ご祝儀制と比べて新郎新婦の自己負担が増えやすい点です。ご祝儀より会費の方が金額が低いため、会場費や衣装、演出にかかる費用は、新郎新婦が負担することになるのが一般的です。

また、年配の親族などには会費制になじみがなく、「ご祝儀を渡さなくていいのか」と戸惑われることもあります。会費の金額に対して料理や内容が見合っていないと、ゲストに割高な印象を与えてしまう点にも注意が必要です。

会費制が向いているカップル

次のような希望をもつカップルは、会費制と相性がよいでしょう。

  • 友人や同僚を中心に、気軽に参加してもらえる会にしたい
  • ゲストのお祝いの負担をできるだけ抑えたい
  • 海外挙式や家族婚の後に、お披露目の場を設けたい
  • 自己負担はある程度かかっても、カジュアルで自由なパーティーにしたい

反対に、親族や年配のゲストが多く、フォーマルな雰囲気を大切にしたい場合は、ご祝儀制の方が合っていることもあります。

会費制結婚パーティーの会費相場と自己負担の考え方

会費制では、会費の金額設定が、ゲストの満足度と新郎新婦の自己負担の両方を左右します。相場の目安と、会費の決め方、自己負担の考え方を確認しておきましょう。

会費の相場は1万〜2万円程度が目安

会費制結婚パーティーの会費は、1人あたり1万〜2万円程度に設定されることが多いでしょう。立食ビュッフェなどカジュアルな形式なら抑えめに、着席のコース料理など本格的な形式なら高めに設定するのが一般的です。

二次会の会費(5,000〜8,000円程度が多い)よりは高く、ご祝儀制の一般的な金額(友人で3万円程度)よりは低い金額が、ゲストにとって納得しやすい範囲といえます。会場のある地域やゲストの年齢層によっても適した金額は変わるため、会場の担当者に相談しながら決めると安心です。

会費の決め方

会費は、ゲスト1人あたりにかかる料理・ドリンクの費用を基準に、プチギフトなどの費用を加えて考えるのが一般的です。会場費や衣装、装飾、演出などの費用まで会費でまかなおうとすると、相場より大幅に高い金額になってしまいます。

金額は、受付でお釣りが出ないよう「1万5,000円」のように切りのよい数字にしておくと、ゲストも受付も負担が少なくなります。

自己負担額の計算方法

会費制での新郎新婦の自己負担額は、次の式でおおよそ見積もれます。

自己負担額 = パーティーの総費用 − 会費の合計(会費×ゲスト人数)

たとえば、ゲスト40名・会費1万5,000円の場合は、次のような計算になります。

項目

計算例

会費の合計(収入)

1万5,000円×40名=60万円

料理・ドリンク・ギフト(支出)

1万3,000円×40名=52万円

会場費・衣装・装飾・写真など(支出)

50万円

自己負担額

102万円−60万円=42万円

※金額はあくまで計算の一例です。実際の費用は会場やプランによって異なります。

見積もりの段階でこの計算をしておくと、「思ったより自己負担が大きかった」という失敗を防げます。

親族からのご祝儀の扱い

会費制のパーティーでも、親族からはご祝儀をいただく、あるいは親族は会費を免除するなど、友人とは扱いを分けるケースがあります。家族や親族間の考え方によって異なるため、両家で事前に相談して決めておきましょう。

友人などから会費とは別にご祝儀を持参された場合は、無理に断らずに受け取り、後日内祝いを贈ってお礼を伝えるとよいでしょう。

会費制結婚パーティーの準備の流れ

会費制のパーティーも、準備の基本は一般的な結婚式と同じです。時期ごとにやることを整理し、余裕をもって進めましょう。

準備スケジュールの目安

準備は3か月〜半年前に始めると、会場や日程の選択肢が広がり、余裕をもって進められます。

時期

主にやること

半年前〜4か月

会場の見学・決定、日程の確定、予算と会費の検討

2〜3か月前

ゲストリストの作成、招待状の発送、料理や衣装の打ち合わせ

1か月前

出欠の確定、演出や進行の決定、プチギフトの準備

1〜2週間前

人数の最終確定、受付担当や司会との打ち合わせ

前日〜当日

持ち物や釣り銭の確認、ゲストへのリマインド連絡

会場・料理・演出の選び方

会場は、アクセスや雰囲気に加えて、会費に見合った料理を出せるかを重視して選びましょう。ゲストの年齢層や人数に合わせて、立食・着席ビュッフェ・コース料理から形式を選ぶと、満足度が高まりやすくなります。アレルギーや食事制限への対応ができるかも確認しておきたいポイントです。

演出は、ゲスト同士が交流できるものを取り入れると、会費制らしいアットホームな雰囲気が生まれます。たとえば、ビンゴなどのゲーム、自由に写真を撮れるフォトブース、デザートビュッフェなどは、カジュアルなパーティーでも取り入れやすい演出です。演出を詰め込みすぎず、歓談の時間を十分に取ることも意識しましょう。

招待状に記載する項目

会費制は、ゲストが当日の流れや持ち物に迷いやすいため、招待状での案内が特に重要です。次の項目は必ず明記しておきましょう。

  • 会費の金額と支払い方法(当日受付・事前決済など)
  • ご祝儀は不要であること
  • お釣りのないようにご用意いただきたい旨
  • 服装の目安(「平服でお越しください」など)
  • 日時、会場の住所とアクセス
  • 出欠の回答方法と期限

Web招待状を使えば、出欠管理や会費の事前決済、前日のリマインドまでまとめて行えるため、新郎新婦の手間を減らせます。

会費制結婚パーティーで失敗しないための注意点

会費制ならではの失敗には、ゲストの満足度に関わるものと、新郎新婦の費用や運営に関わるものがあります。準備の段階で次の4つを押さえておきましょう。

会費に見合った料理や内容にする

会費制で多い失敗の一つが、会費に対して料理や内容が物足りず、ゲストに割高な印象を与えてしまうことです。特に料理の量は満足度に直結するため、立食の場合は全員に行き渡る量か、試食などで事前に確認しておきましょう。

会費を高めに設定する場合は、着席のコース料理にする、プチギフトを用意するなど、ゲストが納得できる内容にすることを意識してください。

受付と会費の集金体制を整える

当日の受付は、会費の受け取りと芳名帳の記入が重なるため混雑しやすくなります。受付担当は2人以上にお願いし、会費の管理と芳名帳の案内を分担しておくとスムーズです。

万が一に備えて、釣り銭や会費を入れる袋、名簿などを用意しておきましょう。事前決済のゲストがいる場合は、受付で確認できるよう名簿に印をつけておくと、受付での混乱を防げます。

年配のゲストや親族に会費制の趣旨を伝える

ご祝儀制の結婚式に慣れた年配のゲストや親族は、会費制に戸惑うことがあります。招待状とは別に、電話や直接会ったときに「気軽に来てほしいので会費制にした」など、ふたりの考えを伝えておくと理解を得やすくなります。

想定外の自己負担を防ぐ

見積もりの段階では、どこまでがプランに含まれているかを細かく確認しましょう。衣装のランクアップや装花の追加、持ち込み料などで、最終的な費用が膨らむケースは少なくありません。

ゲストの人数が想定より少なくなると、会費の合計が減り、自己負担が増えます。人数が減った場合の料金の扱いや、最低保証人数の有無も、契約前に確認しておくと安心です。

会費制結婚パーティーのマナー

会費制のパーティーでも、ゲストへの感謝を伝える基本的なマナーは変わりません。引き出物と服装について押さえておきましょう。

引き出物・プチギフトの目安

会費制では、一般的な引き出物は用意せず、プチギフトでお礼を伝えるケースが多くみられます。数百円〜千円程度のお菓子や小物など、持ち帰りやすく日持ちするものを選ぶと喜ばれやすいでしょう。

会費を高めに設定した場合や、親族からご祝儀をいただいた場合は、引き菓子や記念品を追加するなど、会費やいただいた金額に合わせて内容を調整します。

ゲストの服装マナー

会費制のパーティーはカジュアルな雰囲気になることが多いものの、お祝いの場にふさわしい清潔感のある装いが基本です。ゲストが迷わないよう、招待状に服装の目安を記載しておきましょう。

 

おすすめの服装

避けたい服装

男性

スーツ、ジャケット+スラックス(平服指定ならノーネクタイも可)

Tシャツ、デニム、サンダル

女性

ワンピース、パーティードレス、きれいめのセットアップ

白一色の服装、露出の多い服装、デニム

BARN&FOREST 148の会費制パーティー

BARN&FOREST 148は、千葉県流山市の流山おおたかの森にあるウエディング施設です。こだわりの木造建築の中で、木の温もりや自然を感じながら、肩の力を抜いたパーティーを楽しめます。

流山おおたかの森駅から徒歩7分とアクセスしやすく、友人や同僚を招きやすい立地です。料理の試食や会場見学ができるブライダルフェアも開催しているので、会費制のパーティーを検討している方は、ぜひ会場の雰囲気を確かめてみてください。

BARN&FOREST 148のブライダルフェアはこちら

まとめ|会費制結婚パーティーは自己負担と案内の準備が成功の鍵

会費制結婚パーティーは、ゲストの負担を抑えながら、アットホームでふたりらしいお祝いの場をつくれるスタイルです。会費は1万〜2万円程度が目安で、料理やドリンクなどゲスト1人あたりの費用を基準に決めるのが一般的です。

一方で、ご祝儀制より新郎新婦の自己負担が増えやすいため、見積もりの段階で自己負担額を計算しておくことが欠かせません。招待状で会費やご祝儀不要の旨、服装をしっかり案内し、年配のゲストや親族には会費制の趣旨を伝えておけば、ゲストも安心して参加できます。準備のポイントを押さえて、ふたりとゲストが一緒に楽しめるパーティーにしてください。


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